氷蓄熱式空調システム
ISO 9001.14001
ピーク電力をシフト、基本料金及び電力量料金、高圧ステップダウン受電設備及び電力会社の市中外線料金を節約可能
氷蓄熱式空調の特長
.ピーク電力シフト
.基本料金と新規回線設置料金を節約
.電力量料金の節約
.主機容量を小さく可能
.高稼働効率
.拡張機能あり
.低温チラーウォータ供給
水が凍るときに蓄えるエネルギーは「潜熱」と呼ばれ、この潜熱は79KcalKgであるまた、一般的なセントラル空調で使用されるチラーウォータの最高温度は、約15℃であるため、つまり、「15℃の水を0℃の氷に凍らせたとき、使用できる総蓄積エネルギー量は94Kcal/Kg」であることを意味します氷蓄熱空調の原理は、「一定時間帯(オフピーク、セミピーク時間帯)を選んでコンプレッサーを稼働させて、冷却水を氷に作ることで、コンプレッサーの冷却エネルギーを氷として蓄えて、日中のピーク時間帯に氷水(空調)が必要だが、チラーユニットを稼働させることが適さない時間帯(ピーク時間帯)には、氷を溶かして高温氷水の熱を吸収させて氷水の冷却効果を得ことができます。これにより、日中のピーク時間帯の空調の消費消費を夜間のオフピーク時間帯にシフトさせることができます。
.オフィスビル、学校、博物館、体育館、展示会場、医療施設など。
.工業の冷却プロセス農産物、水産物、ワイナリー、調理食品加工工程の予冷または冷却。
.長時間に空調システムを使用する場所も適用可能。
従来型セントラル式氷水空調システムとセントラル式氷蓄熱空調システム
◂ セントラル式氷蓄熱空調システム
電力量の安い夜オフピーク時間帯には、ブライン冷却装置と氷蓄熱ポンプを稼働させて氷を作り(青線プロセス)、電力料金を節約できます。日中の空調時間帯は、氷を溶かすブラインポンプを起動させて(赤線プロセス)を作動させるだけで空調使用目的を達成するのみならず、昼間の契約電力容量をシフトすることで、電気の基本料金を削減することができます。融氷ポンプを非常用発電機電源につなげれば、日中停電になっても冷却ソースを利用できます。。
◂ 従来型セントラル式氷蓄熱空調システム
空調稼働時間帯にチラーユニット及びその付帯装置がすべてオンになり、空調の電力負荷が最大になるため、ピーク時間帯が最も高くなる時間帯でもあります。
氷蓄熱式空調装置の据付け例
▴ 屋外直接埋設
▴ 屋外の地下室への設置
▴ 屋外への直接設置【一】
▴ 屋外への直接設置【二】
▴ 建造物のいかだ基礎設置【一】
▴ 建造物のいかだ基礎設置【二】